日本と世界のお金の歴史 雑学コラム

目次へ

ドル、ポンド、元 … お金の単位のルーツを知ろう!

「めざせ!オカネ雑学王!」日本と世界のお金の歴史 雑学コラム

12.ドル、ポンド、元 … お金の単位のルーツを知ろう!

「ドル」はもともとヨーロッパの町の名前だった!

ドル(米)、ポンド(英)、元(中国)、バーツ(タイ)、レアル(ブラジル)などなど、世界にはさまざまな通貨があり、それぞれの呼び名(単位)もいろいろです。ここでは代表的な通貨の名前のルーツをご紹介しましょう。

【ドル】

16世紀の初頭、ヨーロッパのボヘミア地方(現在のチェコ)のヨアヒムターレルという土地で、銀を豊富に産出する銀山が発見され、そこで作られた銀貨を「ターレル」と呼ぶようになりました。この「ターレル」が、アメリカの通貨名「ドル」のルーツだといわれています。

ターレルで作られた銀貨は質が良かったため、各地で流通するようになりました。銀貨の呼び名としての「ターレル」が、ヨーロッパに広まっていき、スペインでは「ドレラ」と呼ばれるようになりました。それがやがてアメリカ大陸に渡り、アメリカでも銀貨の呼び名として親しまれるようになり、1792年、アメリカ独自のお金の制度が制定されたときに、ドレラの英語読みである「ドル(dollar)」が正式に採用されたのでした。

いまや世界中の貿易取引などに使われているアメリカの「ドル」ですが、その呼び名のルーツはヨーロッパの地名にあったわけですね。

page01

目次へ