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第12回(2011年)

第12回STOCKリーグの実施記録や入賞レポートを掲載します。

各賞発表

審査委員会による厳正な審査の結果、下記の通り入賞チームが決定しました。

※レポートに掲載されている個人情報および著作権の対象となる文書・画像等を一部非表示にしています。ご了承ください。

最優秀賞
SL123968 お茶の水女子大学附属高等学校1年

【審査委員講評】
本論文は、障害者雇用について、(i)経営理念、(ii)働く環境、(iii)情報提供、(iv)社会からの評価など、いくつかの指標を点数化して分析している。単に、数字を調べるだけでなく、いつくかの企業訪問をしながら、現場を見るという視点からの分析もなされている。株価の動きは、社会と共存する企業のすべての動きを反映したものであることが学ばれている。、今後は、「長期を見据えた投資という視点」からの分析も深めて欲しい。

チーム紹介
アメリカ研修旅行
部門賞
中学部門SL123106 静岡県立浜松西高等学校中等部3年

【審査委員講評】
浜松はホンダ、スズキ、ヤマハなどの世界企業を輩出してきた地域。その原点は「やらまいか精神」というチャレンジ精神にあるとチームは主張する。そして、本田宗一郎ものづくり伝承館やスズキ歴史館などを訪問し、各社の成功のDNAを抽出し、イノベーション力、海外展開力などを重視し、投資銘柄を選定した。多くの審査委員が優れたレポートと評価したが、中にポートフォリオに中堅企業も盛り込んでほしかったとの指摘があった点は付記しておきたい。

チーム紹介
高校部門SL122061 慶應義塾ニューヨーク学院(高等部)10年・12年

【審査委員講評】
毎年、テーマ設定を再考するのは大変だと思いますが、今年も、最高なレポートを作成してくれました。先人から学ぶ→ブレインストーミング→情報収集(日経新聞、ネット、会社訪問)→ライバル企業の検証→決算書を読むという投資ロジックに独自性、そして積極性を感じました。また、次代を担う皆さんが「賢い消費者、賢い投資家になって社会を変える」という使命を自ら表明してもらって、心強かったです。これからも、採光によって光を取り入れて、明るい未来を拓いてください。

チーム紹介
大学部門SL120702 一橋大学商学部3年

【審査委員講評】
M&Aは、成立させることが目的ではなく、統合後に成果を生むことが重要だ。このチームは、M&A、とくに海外企業向け「クロスボーダー」型の成否を分けるのは「ビジョンの明確さ」と「企業文化の違いの理解と対応」にあると考え、「前」「後」を通して分析した。その結果、M&Aの「前」に、必要項を「認識」し、相手先企業と「協調」する力の重要さを学んだという。結論はシンプルで、もう少し踏み込んだ財務分析もほしいところだが、日本企業の取るべき選択肢のひとつである「クロスボーダー」型M&Aの要を示した点がタイムリーである。

チーム紹介
敢闘賞
SL124304 筑波大学附属駒場中学校3年

【審査委員講評】
被災地でのボランティアの実体験から、政府頼りだけではなく、PFIを通じて民間の技術力などを復興に活用させる観点が芽生えたことがすばらしいです。財務諸表における競争力に加え、PFIの実績や震災との関わりを調べたことも評価したいです。ただ、本レポートでも欠点として指摘があったとおり、時間軸などの課題でPFIの恩恵だけで企業価値を示すのは難しいです。また、銘柄が建設関連へと傾いてしまうので、リスク・リターンに関する留意点を次回には念頭に置いてください。

チーム紹介
SL122820 筑波大学附属駒場高等学校2年

【審査委員講評】
大震災、原子力事故を契機に、太陽光、風力などの自然エネルギーの活用が求められている。不安定な自然エネルギーを導入しても、ITを駆使して電力需給を適切に制御できる次世代のエネルギー・社会システムがスマートシティである。この点に着目し、関連産業を選び、その中から業績やアンケート結果も考慮し、投資銘柄を選んでいる。スマートシティというタイムリーなテーマ設定、スクリーニング手法の手堅さ、アンケートの活用などが評価された。

チーム紹介
SL121280 慶應義塾大学経済学部4年 

【審査委員講評】
企業の社会的責任が重要性を増す一方、企業統治に関する様々な問題が発生している。こうした中、社会の中での企業の役割を広く検討しており、タイムリーなテーマ設定である。また、多くの企業について、多くの指標からよく調べ、投資家目線だけでなく、広い視点から企業や経済活動のあり方を考えている。IRの評価に加えて、ステークホルダーの視点を踏まえて企業を評価することで、機関投資家も注目する「ESG」の概念にも通じており、バランスの取れたレポートとなっている。

チーム紹介
審査委員特別賞
SL122116 豊島岡女子学園中学校3年

【審査委員講評】
経済や投資を、難しく考える必要はない--そんなことを感じさせるポートフォリオだ。メンバーは身近な「お菓子」にテーマを決め、自然な形で原材料価格高騰に関心を持った。カカオ豆や砂糖、とうもろこしなどの価格を調べる過程で、それらが業績や経済にさまざまな影響を及ぼすことを実感したはずだ。投資対象を材料メーカーやお菓子の製造機械まで広げれば、もっと大きな発見ができるだろう。全体的に女子中学生の視点が表れており、スクリーニングの過程で友人たちにアンケート調査をするところなども好ましかった。

チーム紹介
SL123095 東京都立桜修館中等教育学校3年

【審査委員講評】
「モノ作り大国」といわれてきた日本企業の「ハード(hardware)力」ではなく「ソフト(software)力」を活性化させることに着目した点は、テーマがはっきりしており評価できる。「コンテンツ」「教育」「観光」を取り上げ「ソフト力」の向上を重要視するなど、問題意識とポートフォリオの企業選考の方向性は一貫しており、個別企業についてよく調べている点は好感が持てる。ただし、企業選考における過程が説明不足な点が残念である。定性的視点、定量的視点から、企業の選考過程を丁寧に説明すれば、より良いレポートになるだろう。

チーム紹介
SL122340 一橋大学商学部3年

【審査委員講評】
リスクという言葉は、「危険」と日本語では訳されることが多いが、「RISK」を取りに行くことによって、新たな道も開けることが多い。さらに、震災の経験から、「危機が発生した時にどのような対応するか」を事前に準備しておくことが、現在の日本社会に問われていることであると思われ、時宜を得た研究である。ただし、ファンナンスの理論・実証分析を大学生として、より高いレベルを目指して加えて欲しかった。

チーム紹介
SL124261 会津大学短期大学部産業情報学科1・2年

【審査委員講評】
東電福島第一原発の事故で、放射能による健康被害が懸念される福島。チームメンバーは、福島県民の健康を守るために、防災医療、予防医療、心のケアの3つの分野に関わる企業に投資をして、その後押しを考えた。放射能被害を抑えるための除染という視点が抜けているなど、ポートフォリオ選定のプロセスは十分ではないが、福島への医療提供の拡充という熱い思いは良く伝わった。ヒラガールに郷土愛の特別賞を差し上げたい。

チーム紹介
入選 入選一覧(32校)
NOMURA Award(特別協賛社賞)
高校 東京都立西高等学校 篠田健一郎教諭 受賞者コメント
大学 東北学院大学 アレイ・ウィルソン教授 受賞者コメント
会津大学短期大学部 平澤賢一教授 受賞者コメント
日本大学 山路進兼任講師 受賞者コメント

参加数

出場校
学年 中学 高校 大学
チーム数 162 649 609 1,420
人数 630 2,644 2,467 5,741
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