

日本銀行ってなに?の巻
日本銀行は景気の調節をする役割もあります。この方法は金利の自由化により変化していきました。
お金を借りてお店を大きくしたいなぁ
でも金利が4%もするわ
借りすぎると返済が苦しくなるわよ
公定歩合が下がったので、金利を2%に引き下げました!
それならウチの会社もお金を借りて事業拡大をしようかな
0.5%に下げました
金利を自由に決められるようになったから2%のままにしておこう
日本銀行が市中銀行等にお金を貸し出す時の基準金利を一般的に「公定歩合」(正式には「基準割引率および基準貸付利率」)といい、1994年の金利の自由化以前の日本銀行の景気調節は、この公定歩合の上げ下げによって行われていました。
これからは公定歩合では景気の調節が十分にできないなぁ。
別の方法で銀行の金利の上げ下げができるといいのだが…
この景気なのに銀行の金利が変わらないから、株式を発行して、資金調達することにしたよ
私は債券の発行で資金調達しようかしら
直接金融の比率が高いのなら…
そうだ!金融機関との国債の売買で、景気の調節ができるぞ
世の中のお金の量を直接コントロールして、景気を安定させよう
金融機関のお金を増やせば金利は下がり、少なければ金利は上がるだろう
日本銀行が、金融機関を相手に国債や手形の売買などを通して、お金の量をコントロールし、景気の調節をはかることを「公開市場操作(オペレーション)」といいます。
インフレの時は、金融機関に国債を売って、世の中のお金を少なくします。これを資金吸収のためのオペレーション(売りオペレーション)といいます。
デフレの時は、金融機関から国債を買い取って、世の中のお金を増やします。これを資金供給のためのオペレーション(買いオペレーション)といいます。
日本銀行の役割に、物価の安定があり、お金の価値が急激に変化しないよう、公開市場操作などの金融政策で、景気の調節を行っています。
なお、日本銀行は政府の機関ではありません。金融政策などを独自に行うために、政府が55%出資した、独立した機関(正確には「認可法人」)です。
