資産運用ABC

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ケーススタディーC君(15歳男性、中学生)

2008年8月12日

C君のプロフィール:

C君は15歳(中学3年生)です。中学生になった2006年の4月にお父さんは「これからはC君にも経済の動きに関心を持って欲しいと思う。そのためには自分で証券投資をしてみるのが良い勉強になると思う。高校卒業までの6年間、毎年6月末と12月末に1回につき8万円をお前に渡すから、日本株、日本債券、外国株、外国債券という4つの基本的な金融資産に投資する投資信託に投資をしてみなさい。原則は4つの投信(ファンド)に均等に配分することとするが、その時の状況を考えて、一つのファンドごとに、この基準から5%上下した配分をしても良い。お父さんは一切アドバイスをしないから自分で経済や金融情勢を勉強して配分を決めなさい」と話し、2006年の6月末に最初の8万円を渡してくれました。

C君の投資運用:

C君のお父さんは銀行に勤めていましたので、折に触れ経済や金融の話はきいていましたから、C君の友人達に比べれば少しは経済や金融の知識はありましたが、自分で実際にお金を運用することはありませんでしたから、大変緊張しました。大急ぎで経済や金融のことを新聞やテレビで勉強し、インターネットでも関係のありそうなページを開き必死に情報を集めました。
少し勉強して分かったのですが、4つのファンド(*)の内、日本の国内株のファンドは一般にインデックスファンドと呼ばれるファンドで日本株の代表的な指標である「東証株価指数(TOPIX)をなぞった運用をするファンドでした。残りの3つのファンドは国内債券、外国株、外国債の代表的な市場の動きを表す指標(インデックス)を若干上回る運用成果を上げることを狙った「アクティブ型」のファンドでした。今まで投資運用をしたことのないC君にも比較的理解しやすいだろうと考えたお父さんの親心だったのです。また投資家が負担するファンドのコストですが、4つのファンドはすべて購入時に販売手数料を必要としないファンド(ノーロード・ファンド)で毎年の資産から引き落とされる報酬(信託報酬)もそれぞれのカテゴリーの中では平均以下で、銀行員らしいお父さんの配慮が見受けられました。ただし、アクティブ型のファンドの運用成果については過去五年間の投資収益率でみると、信託報酬を考慮しても特に高いとは思えませんでした。しかし、C君は5年程度の実績では軽々しく判断すべきではないと考え、お父さんの選択に素直に従うことにしました。

*:いずれも架空のファンドです。

過去5年間(2001年7月〜2006年6月)ファンドとベンチマークの年率実績値

  リターン(%) リスク(%)
TOPIXオープン 4.95 16.09
東証株価指数 5.00 16.04
国内債ファンド 0.17 2.01
NRIBP 0.48 2.00
外国株ファンド 0.88 16.04
MSCIコクサイ指数 3.97 16.28
外国債ファンド 7.31 8.01
世界国債(除く日本)指数 9.21 7.67

今度はC君の場合を見てみよう!

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